「フラッシュクラッシュ」トレーダー、米国引き渡しが決定
Suzi Ring (Bloomberg, 2016.10.14)
28日以内に移送、米国裁判ですべて有罪なら禁錮380年に
サラオ被告はスプーフィングで42億円荒稼ぎした疑い
自宅寝室からスプーフィング(見せ玉)を使ったトレーディングで4000万ドル(約42億円)を荒稼ぎした英国人トレーダー、ナビンダー・シン・サラオ被告が米国で裁判を受けるため引き渡されることになった。
ロンドンの裁判所は14日、引き渡しを拒むサラオ被告の訴えを退けた。これにより同被告は28日以内に米国に移送される。被告本人はこの日の法廷に姿を現さなかった。
サラオ被告は米国で詐欺や市場操縦など22の罪で訴追されている。これらすべてが有罪だと判断される場合、禁錮380年の刑が下る可能性がある。ただ現実的にはこの刑期の長さは、被告が実際に受ける量刑と言うよりも罪の重さを示す意味合いが強い。
サラオ被告は、米国株の時価総額が短時間のうちに約1兆ドル(約104兆円)吹き飛んだ2010年5月6日の「フラッシュクラッシュ」を含め、5年にわたり米CMEグループの株式先物でスプーフィングを使って市場を操作していたとされ、15年4月にロンドン郊外の自宅で逮捕された。それ以来、1年半にわたり米国への引き渡しに抵抗してきたが、いまや万策尽きた格好だ。
(全文は以下のリンクより)
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2016-10-14/-iu9y0p70
<日経平均株価>15年ぶり2万円のカラクリとは
毎日新聞 4月13日(月)16時21分配信
株価をせり上げているのは官邸と日銀の一部による「チーム・アベ」と位置付けるのが同志社大の浜矩子教授だ。
「チーム・アベは、公共財と言えるGPIFなどの公的年金を使って株高を演出しているだけ。 国民生活に悪影響を及ぼしかねない『火遊び』をなぜ露骨にやれるのか」。倫理観の欠如をまず批判する。
http://archive.is/rpM04