性が「妻が自分より年齢も収入も上でいい」と考え、人柄でも仕事でも尊敬できる有能な女性と結婚する。結婚相談所のマリーミーではこれを「尊敬婚」と呼んでいるという。
年上女性が年下男性にないものを補う、またはその逆も然りで、お互いに差があることで補い合うというメリットがあるとのこと。妻は若さ、夫は収入を相手に求めるかたちだ。マリーミーでは、バリキャリ女性(バリバリ働いているキャリアを持った女性)と、考え方や行動において女性をとても尊重する男性との結婚が実際に増えてきているそう。
明治安田生活福祉研究所が行ったレポート「20~40代の恋愛と結婚」によると、未婚女性20代の57.1%、30代の67.9%が400万円以上を希望しているのに対し、年収400万円以上の未婚男性は、20代で15.2%、30代で37.0%しかいない。男性が女性に収入を求めても何もおかしくない現状であることがわかる。
マリーミーは、年上女性と結婚する場合のいいところとして、具体例をあげている。
・包容力があり人間力が高い
・豊かな人生経験があり多少のことでは物怖じしない
・キャリアを築いている人も多く、精神的にも自立していて男性への依存が少ない
・年齢に従って料理や家事にも慣れている
先日も、SPEEDの島袋寛子が、俳優の早乙女友貴との婚約を発表して話題となった。2015年の厚生労働省「人口動態調査」によれば、初婚夫妻の中で“妻が年上”の割合は、1985年には12.1%だったが、2015年には24%となっている。「尊敬婚」は、時代に沿った結婚のスタイルとも言えそうだ。
ソース
http://www.excite.co.jp/News/smadan/20161013/E1476341414570.html