美容家の佐伯チズさん(73)が11月3日、東京都内で開かれる「きょうもキレイ・スペシャルトーク」で講演します。佐伯さんは60歳代でエステティックサロンを開業し、いまも日本各地を飛び回って精力的に活動しています。そんな佐伯さんを支えてきたものは何だったのか、歳を重ねても元気にきれいでいるためにはどうすればいいのか。お話を聞きました。
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――お肌が透き通るように白いですね。佐伯さんがきれいでいるために、心がけていることは何ですか?
一番大事なのは食べることです。旬のものをしっかりいただき、五臓六腑(ごぞうろっぷ)に元気を送り込みます。食べたものが血となり肉となり、皮膚まで栄養分が届くから、元気でいられる。だけど、加齢で足りなくなるものがあるから化粧品で補う。二つめは、その食べ物をよくかむこと。三つめは意識すること。「このお漬物きれいねぇ」とか、五感で意識するだけで生き方も違ってきます。
四つめは両手を使うこと。シンメトリー、つまり左右同じように動かして、右脳と左脳を使う。そして五つめ、続けてください。これが5原則。
健康でいられるかどうかは生き方次第。しみができてから言うより、できないようにする生き方が大切なんです。美容論は人生論です。その人の人生は全部顔に出ますから。
以下ソース
http://www.asahi.com/articles/ASJB45JJQJB4UEHF00W.html