【悲報】企業の物価見通し過去最低 日銀2%目標達成厳しく
日銀が4日発表した9月時点の企業の物価見通しによると、
全規模全産業の1年後の消費者物価予想は、
平均で前年比0・6%上昇と前回6月調査から0・1ポイント下落した。
円高基調や個人消費の伸び悩みを背景に5四半期連続で下落、
平成26年3月の調査開始以来、最低の水準だった。
企業が物価の先行きに慎重な見方をしている実態が浮かび上がった。
日銀は9月21日の金融政策決定会合で、
物価上昇率が安定的に2%を超えるまで金融緩和を継続すると明言したが、
企業の物価見通しと2%の物価目標との差が広がっている。
目標達成は一層厳しくなりそうだ。
http://www.sankei.com/economy/news/161005/ecn1610050007-n1.html