仮想通貨「ビットコイン」の取引所を運営するレジュプレス(東京)は26日、新電力と連携して、ビットコインで電気料金を支払えるサービスを11月から始めると発表した。ビットコインで公共料金の支払いができるサービスは国内初という。
支払いができるのは、LPガス販売の三ッ輪産業(東京)の子会社の新電力「イーネットワークシステムズ」との契約。電気料金はビットコインに換算され、レジュプレスが提供するビットコインの取引口座から引き落とされる。
レジュプレスには約3万の口座があるといい、新電力は口座開設者からの契約獲得を狙う。レジュプレスは、ビットコインの使い道を広げることで普及拡大をめざす。同社の和田晃一良(こういちろう)社長は「公共料金にも使えることで、普及の大きな一歩になる」と期待を込める。
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