小池百合子と敵対「都議会のドン」内田茂の暴力団人脈
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千代田区神田淡路町に生まれた内田氏は、区立一橋中学校(現・神田一橋中学校)を卒業後、当時から難関校といわれた都立九段高校に進学する。
一橋中の同級生が当時を振り返る。
「茂くんは柔道部に所属していた。でも、体が小さくてレギュラーではなかったね。九段高校に進学できたのは学年で10人前後。勉強はできたんだよ」
ところが、内田氏は1956年に高校を中退。その後、1975年に千代田区議に当選するが、その間の経歴には不明な点が多い。同級生が続ける。
「テキヤの手伝いをしているということだった。その後、政治家を目指したのは、初代都知事・安井誠一郎の弟で後の参議院議長・謙氏が立候補するとき、
選挙を手伝ったからだと聞いている。安井都知事は元警察官僚で、テキヤという仕事柄、支持するメリットが大きかったからね」
テキヤとして活動しながら、内田氏はある世界に人脈を広げていく。
「内田氏はテキヤ稼業を通じ、東京の指定暴力団の傘下にあった親睦団体に出入りするようになった。
その団体には、現在ではトップクラスといわれるような大物ヤクザたちが所属していた」
そう語るのは、ある暴力団関係者。内田氏が区議になった1970年代当時、暴力団に出入りする人間が地方議会の議員になるのは、けっして珍しいことではなかったという。
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