敦賀市長、もんじゅ存続を要望
文科相と会談
2016/9/8 11:209/8 11:21updated
政府内で廃炉論が浮上している高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)について、地元の渕上隆信敦賀市長は8日、所管する文部科学省に松野博一文科相を訪ねて会談し、存続を強く求めた。
渕上市長は、市がもんじゅを中核とした核燃料サイクル政策に30年以上協力してきたと強調。「一定の成果が上げられないまま撤退という判断になれば、これまでの協力はなんだったのか。廃炉にするなら、明日目が覚めたら更地になっているようにしてほしい」と訴えた。
松野文科相は「早く方向性を出したい」と述べるにとどめ、政府が方針を示す時期には言及しなかった。
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