市職員が市民アンケート改ざん…窓口増員狙い?
埼玉県鶴ヶ島市の市民課職員5人が、マイナンバー制度導入などによる業務負担の不満から、窓口サービスに関する市民アンケートの用紙約80枚を加筆、改ざんしていたことが6日、市幹部への取材でわかった。
不満とする回答を増やし、窓口担当の増員などにつなげようとしたとみられる。
同市は「行政に対する著しい不信を招いた」として、処分を検討している。
アンケートは6月中旬に行われ、計498枚が回収された。職員の対応や業務、施設など20項目について、記述式などを除き、「満足」「やや満足」「普通」「やや不満」「不満」に丸をつける形式だった。
調査結果を市が検証したところ、質問項目によって回答の丸の形が異なる用紙が多数あったことなどから、不正が発覚。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20160907-OYT1T50012.html