5日午後5時5分ごろ、奈良市南庄町のリサイクル工場から、「作業員が破砕機に巻き込まれたかもしれない」と110番があった。廃材の中から遺体の一部が見つかり、奈良署は連絡の取れない同市の男性作業員(45)が誤って巻き込まれたとみて、身元の確認と詳しい状況を調べている。
奈良署によると、男性は同日朝から、他の作業員3人と建築用の廃材を破砕機に入れる作業をしていた。作業が終わった午後4時半ごろに姿が見えなくなり、同僚が機械を確認すると、粉砕された廃材の中から着用していたヘルメットの破片や遺体の一部が見つかった。
http://www.sanspo.com/geino/news/20160906/acc16090602180001-n1.html