【電気】コスタリカ、100%再生可能エネルギー移行をほぼ達成 #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2016/09/04(日) 13:18:10.30 ID:YZQ/0xzB

中米のコスタリカが5月以降、既に4カ月超に渡って再生可能エネルギー100%化を達成していることが判った。

コスタリカは前年度は年間再生可能エネルギー依存度は99%となっていたこともあり、過去4カ月連続で100%を維持したことにより、事実上、世界で初めて100%再生可能エネルギー移行を達成したこととなる。

コスタリカは人口458万人の小国で、国土の95%は熱帯雨林のジャングルに覆われている。そのため人口は大都市部に集中する形となっており、比較的効率的に電力供給を行うことができるという利点も有している。

コスタリカはこれまで電力の約8割を水力発電によって得てきた(日本の水力発電所とは異なり、コスタリカのダムを使った大規模水力発電所は、揚水発電型のものではないためコスタリカの水力発電は再生可能エネルギーに分類されている)。その後、北部のグアナカステ州に地熱発電所が設置され運用を開始したことにより、電力の15%を確保。更に、最近になり、フランス政府の援助により大規模な風力発電風車が導入されたことが、今回、コスタリカが再生可能エネルギー100%を達成した背景となっている。

これによりコスタリカはCO2排出量を大幅に削減することができた上に、エネルギー自給度100%のエネルギーの安定供給を確保することができたこととなる。

世界各国は、再生可能エネルギーの単価下落を受けて、欧米の先進諸国だけでなく、開発途上国の間においても、再生可能エネルギー依存度が上昇する傾向が強まってきている。そういうこともあり、コスタリカの100%再生可能エネルギー達成は、開発途上国のエネルギー政策の最大の成功例ともなっている。

一方、コスタリカでは、100%再生可能エネルギー移行達成を受けて、生み出した電力の蓄電手段として、新たに日本ではおなじみの揚水発電型の水力発電所を設置しようとする動きも生じている。

ソース

コスタリカ、100%再生可能エネルギー移行をほぼ達成 - BusinessNewsline
http://business.newsln.jp/news/201609012302240000.html

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