将棋の棋士養成機関「奨励会」に所属する藤井聡太(そうた)三段(14)が3日、10月1日付での四段昇段(プロ入り)を決めた。14歳2カ月でのプロ入りは史上最年少で、元名人の加藤一二三(ひふみ)九段(76)の14歳7カ月を抜いて62年ぶりの記録更新となる。中学生棋士は史上5人目。
奨励会は三段~6級で構成。三段になると、半年かけて行われる「三段リーグ戦」(今期は29人)を戦い、成績上位2人に入れば四段になれる。最終戦となったこの日は2局あり、藤井三段は1局目の対局に敗れたが、競争相手も相次いで敗戦。2局目は勝って13勝5敗となり、プロ入りが決まった。
藤井三段は愛知県瀬戸市在住の…
残り:216文字/全文:494文字
全文を読む
http://www.asahi.com/articles/ASJ935CY0J93UCLV005.html