少女像の移転、76%が反対=「謝罪していない」84%-韓国調査
【ソウル時事】韓国民間調査機関・韓国ギャラップは2日、慰安婦問題をめぐる日韓合意履行に関する世論調査結果を公表した。
日本大使館前にある少女像について、76%が「日本政府が合意を履行したかどうかにかかわらず、移転に反対」と回答した。
「合意を履行すれば、移転しても構わない」と答えたのは10%にとどまった。
日韓合意は少女像に関し「韓国政府は関連団体との協議を通じて適切に解決されるよう努力する」と定めている。
日本政府が元慰安婦支援のため、韓国の財団に10億円を拠出したにもかかわらず、撤去反対の声が圧倒的で、移転に向けた環境が整っていないことを浮き彫りにした。
一方、日韓合意で「日本が謝罪していないとみている」と答えたのは84%に上り、「謝罪したとみている」という答えは8%にすぎなかった。
また63%が「再交渉しなければならない」という考えを示した。
この調査は8月30日~9月1日、1009人を対象に実施された。
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016090200508&g=int