福島県のいわき市漁協と相馬双葉漁協(相馬市)は2日、「常磐もの」と呼ばれ人気が高く、東京電力福島第1原発事故の影響で操業ができなくなっていた福島県沖のヒラメ漁を再開した。魚種と海域を絞った試験操業の一環。
この日未明、いわき市の久之浜港を底引き網漁船11隻が出た。午前7時ごろ、港に戻った漁船から水揚げされたヒラメは、1隻当たり1、2匹と少なかったが、いわき市漁協の江川章組合長(69)は「量は少ないけど、久しぶりにヒラメを水揚げできてほっとした。続けていくことで、一歩ずつ前に進んでいきたい」と笑顔で話した。
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