山本氏に取材を申し込んだところ、次のように書面で回答した。
――国会質問の経緯は?
「実際の犯則調査の実態などに関心を持っていたところ、参考人として調査を受けている証券会社部長(編集部注・吉岡氏)の犯則調査に関する具合の例を知る機会があったので委員会で犯則調査に関する質問をしました。なお、質疑の中で『告発するならすればいいんですよ』と申し上げているとおり、『捜査への圧力』という趣旨は一切ありません」
――吉岡氏との関係は?
「大人数の会合にご指摘の方が一度だけ参加されたことがあると思います」
――加藤氏との関係は?
「全く面識がありません」
――ブルー社の社長に就任した経緯は?
「X氏から『非常勤、無報酬かつ一時的』という条件で引き受けました」
――資本金の原資は?
「全く知らないので回答のしようがありません」
私的な利害関係者のために、国会の場で質問したとなれば、大臣としての資質が問われる問題に発展しそうだ。9月1日発売の週刊文春で詳報する。
<週刊文春2016年9月8日号『スクープ速報』より>
山本幸三大臣、5000万円資金提供者に対する強制調査に国会質問で“圧力” (週刊文春) - Yahoo!ニュース http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160830-00006509-sbunshun-pol