「証券会社勤務はやばいやつ」=所管閣僚の麻生氏が放言
麻生太郎副総理兼財務・金融相は30日、東京都内で講演し、「何となく債券、株に投資するのは
危ないという思い込みがある。あれは正しい。われわれの同級生で証券会社に勤めているのは
よほどやばいやつだった」と述べた。麻生氏は証券業界を監督する立場にあり、物議を醸しそうだ。
麻生氏は「(同級生は)良い学校を良い成績で(出て)、証券会社でほぼ詐欺か、その一歩手前
みたいなことを(やっていた)」と指摘。「怪しげな商売といえば、不動産と証券だった。
昭和30年代、40年代に学生だった人なら誰でも知っている」とも語った。
麻生氏は、首相を務めていた2009年3月にも「株屋は信用されていない」と発言し、証券業界に波紋を広げた。
(2016/08/30-16:06) 時事通信
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016083000565&g=pol