パトカーが道ふさぎ、バイクの高校生軽傷 大津署、暴走車と誤認
２８日午後１０時半ごろ、大津市玉野浦の県道で、ミニバイクを運転する男子高校生（１７）が、前方のパトカーを避けようとして道路脇の郵便ポストに衝突し、右肩打撲などのけがを負った。
大津署によると、男性警部補（３２）が運転する巡回中のパトカーが、反対車線でミニバイク２台を発見。少し前に改造バイク３台を追跡中だったため、仲間と誤認し、職務質問するため反対車線の道路をふさぐ形で停車した。１台目のミニバイクは道路脇を抜けて無事だったが、後続の高校生が乗ったミニバイクはパトカーを避けようと、郵便ポストに衝突した。
現場は片側１車線で、パトカーには署員２人が乗車。サイレンを鳴らさず、停車を求める呼び掛けはしていなかったという。
大津署の竹谷均副署長は「署員への指導を徹底し、再発防止に務める」とのコメントを出した。
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