日刊スポーツによる「夏目三久が有吉弘行の子供を妊娠」報道は、その後、誤報として処理されつつあるようだ。夏目の所属事務所・田辺エージェンシーと有吉の所属事務所・太田プロダクションが報道を「事実無根」と完全否定。これを受けて、テレビは一切沈黙、日刊以外のスポーツ紙も事務所側の言い分に乗って「事実無根」という見解を流している。
もっとも、その芸能マスコミも、本音はまったく違うらしい。当のスポーツ紙芸能担当記者が苦笑しながらこう話す。
「日刊の記事については、妊娠は断定できないが、それ以外の部分は事実、というのが業界の一般的な見方ですね。二人の交際はもちろん、夏目自身が結婚を望み、『あさチャン!』(TBS)に降板を申し入れていたというのもほぼ間違いない。ただ、夏目の事務所の田辺エージェンシーが『事実無根、書いたら絶対に許さない』というすごい剣幕なので、書くに書けない状態なんです」
実際、当の日刊スポーツもまったく強気の姿勢を崩していない。スポーツ紙の立場なら、芸能界の実力者である田辺エージェンシーが「事実無根」「法的措置も検討する」とまでいってきたら全面降伏するのが普通だが、日刊は翌日、「年内結婚へ」と逆にだめ押しとも言える記事を報じているのだ。
「日刊は裏でも『情報には絶対に自信をもっている』と言っていますね。日刊はどうも、当事者か当事者にごく近い関係者を情報源にしているようです(前出・スポーツ紙記者)