通勤の電車内で女性に痴漢行為をしたとして現行犯逮捕され、大阪府迷惑防止条例違反罪に問われた兵庫県の元会社員の男性(26)に、大阪地裁堺支部(渡部市郎裁判官)が昨年8月、無罪判決(求刑罰金40万円)を言い渡していたことが分かった。検察側は控訴せず、無罪が確定した。男性の弁護人によると、痴漢の現行犯が無罪となるのは珍しいという。
男性は2014年12月、南海電鉄堺東駅(堺市堺区)に停車中の電車内で、当時29歳の女性の尻を触ったとして、警戒中の警察官に現行犯逮捕された。
http://www.jiji.com/sp/article?k=2016082300737&g=soc