大田原市の市立中学校で7日、柔道部の練習中に1年の男子生徒(13)が投げられて頭を打ち、外傷性くも膜下出血で意識不明の重体になったことが20日、分かった。生徒は16日に意識が回復したが、歩行や会話ができず、入院してリハビリを続けている。
同校によると、男子生徒は7日午前10時45分ごろ、武道場で3年生の男子部員(15)と練習中、大外刈りの技をかけられて投げられ、畳に背中と頭を強く打ちつけた。
男子生徒は「痛い」と声を上げ一度は立ち上がったが、間もなくうずくまり前に倒れた。男性顧問(30)が声をかけたが、意識がなく119番通報した。
http://www.sankei.com/region/news/160821/rgn1608210017-n1.html