子供の「人間ピラミッド」禁止=印西部の祭典で事故続発
【ニューデリーAFP=時事】インド最高裁は17日、西部マハラシュトラ州で毎年開催される祭典で行われる組体操「人間ピラミッド」について、18歳未満の参加を禁じる決定を下した。ピラミッドの高さも6メートルまでに規制される。
祭典はヒンズー教のクリシュナ神をたたえるためのもので、男の子がピラミッドの頂点に登る。複数のグループが高さを競い、13メートルに達することもある。ピラミッドが崩れてけがをする参加者も多く、2014年には14歳の少年が練習中に転落死したと報じられた。
裁判官は「クリシュナ神は曲芸をしない。子供の命を危険にさらしてはならない」と述べた。(2016/08/18-06:35)
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016081800074&g=int