早明浦ダム貯水率が低下 徳島県が渇水対策本部を設置
徳島県では吉野川流域の早明浦ダムの貯水率が低下していることから、渇水対策本部を設置しました。
徳島県庁に設置された、渇水対策本部。県によりますと、早明浦ダムの貯水率は23日時点で42.7%で、平年の貯水率79.5%の半分程度に留まっています。
県は今月9日から吉野川の取水制限を行っていますが、8月の降水量は22日時点で平年の1割強と少なく、今後も晴天が続くことが予想されることなどから、
渇水対策本部を設置し対応を協議することにしました。
飲料水や工業用水などに直ちに影響はないということですが、吉野川流域の稲が成長する時期にあたることなどから、県は注意深く見守りたいとしています。
http://www.mbs.jp/news/kansai/20160823/00000023.shtml