【1億総ハッセ化】沖縄ヘイトを考える 差別主義者のはけ口に 差別主義者は地域分断を扇動【俺は嫌な思いしてないから】 #1

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2016/08/03(水) 17:33:49.41 ID:5XBP3eE+

旭日(きょくじつ)旗や日章旗を手にしたデモ隊が街頭を練り歩く。聞くに堪えない罵声が飛び交う。
 「死ね、殺せ」「首を吊(つ)れ」「日本から出ていけ」
 憎悪の矛先を向けられるのは、在日コリアンをはじめとする外国籍住民だ。
 こうした“ヘイトデモ”は10年ほど前から外国籍住民の集住地域を中心に、各地で見られるようになった。

 ヘイトスピーチをぶちまけ、外国人の排斥を訴えることでどうにか自我を保っていられる、単なる差別者集団だ。

これら差別主義者達の憎悪と不寛容の空気は、さらに新たな「敵」を生み出していった。
国への補償を求める公害病患者や、震災被害で家を失い、仮設住宅で暮らす人々、生活保護受給者などに、「反日」「売国奴」といったレッテルが貼られる。
私はこの数年間、そうした現場ばかりを見てきた。

そればかりではない。差別主義者、排外主義者にとって、沖縄もまた「敵」として認知されるようになった。

私の網膜には、あの日の光景が焼き付いている。
2013年1月、沖縄の市町村長や県議たちが東京・銀座でオスプレイ配備反対のデモ行進を行ったときのことだ。
日章旗を手にして沿道に陣取った集団が、沖縄のデモ隊に向けて「非国民」「売国奴」「中国のスパイ」「日本から出ていけ」と、あらん限りの罵声をぶつけた。
彼ら彼女らは、日ごろから外国人排斥運動に参加している者たちだった。

沖縄の人間を小ばかにしたように打ち振られる日章旗を見ながら、沖縄もまた、差別と排他の気分に満ちた醜悪な攻撃にさらされている現実に愕然(がくぜん)とした。

「戦後70年近くにして沖縄がたどり着いた地平がこれなのか」

デモ参加者の1人は悔しさをにじませた表情で話した。

外国籍住民へのヘイトスピーチと沖縄バッシングは地続きだった。

実は、銀座の沿道から罵声を飛ばしていた者たちの一部は、その前年、辺野古にも出向いている。
新基地建設反対派のテントに踏み込み、「日本から出ていけ」「ふざけんじゃねえよ」などと拡声器を使って悪罵の限りを叩きつけた。
しかもこれを「愛国運動」などと称しているのだから呆(あき)れるばかりだ。地域を破壊し、分断し、人々の心を傷つけているだけじゃないか。

このような“沖縄ヘイト”は、いま、社会の中でさらに勢いを増している。
http://www.okinawatimes.co.jp/mwimgs/f/5/-/img_f5c089d6d6742ea711e8f2b828f8224e1025440.jpg
http://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/55260

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