[ロンドン 30日 ロイター] - 人気ファンタジー「ハリー・ポッター」 シリーズの第8作「ハリー・ポッターと呪いの子」のプレミアが30日、英ロンドンの劇場で行われた。舞台は絶賛され、終演後にはシリーズの原作者J・K・ローリング氏もステージに登壇した。
舞台は2部構成で上演時間が5時間を超える内容。観劇のチケットは2017年5月まで完売している。
また、書店などには31日午前0時に発売された脚本を購入するためにファンが殺到した。日本語版は11月15日に発売予定。
ローリング氏はロイターに対し、ハリーの旅はこれで終わりだとコメント。舞台と台本は物語の新たな局面を示唆するのかとの質問に「それはない。ハリーはこの作品で大きな旅に出る。これで終わりだと思う。もう次の世代となっている。このように素晴らしく仕上がって大変うれしいが、ハリーは終わった」と語った。
舞台の設定は、「ハリー・ポッターと死の秘宝」から19年後。ハリーは37歳の魔法省職員で、3児の父となっている。
http://jp.reuters.com/article/harry-potter-play-idJPKCN10C1S7