安倍首相が8月3日に行う内閣改造・自民党役員人事を巡り、入院中の谷垣幹事長が「党務の継続は難しい」との意向を首相側に伝えたことは、首相の人事構想に大きな影響を与えそうだ。
首相は政権運営の要である谷垣氏の続投を望んでいるが、谷垣氏のけがの回復にはなお時間がかかる見通しだ。首相は谷垣氏の回復具合を見極める考えだが、構想の修正を迫られる可能性が出てきた。
「内閣改造前に幹事長と首相が相談するのは、ある意味当然ではないか」
菅官房長官は29日午後の記者会見でこう述べ、8月3日までに首相と谷垣氏が直接面会するか、電話で会談するとの考えを示した。だが、谷垣氏側は「当面安静が必要で、会話できる状態ではない」として、電話会談を含め、接触に否定的だ。
ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160730-00050104-yom-pol