ちなみに犯人はまた東大。
黒川弘務
http://i.imgur.com/QKY9dQr.jpg
官房長に黒川氏を起用 法務省
2011/8/27付
法務省は26日、官房長に黒川弘務氏を起用する人事を発表した。稲田伸夫刑事局長兼官房長は刑事局長専任となる。発令は同日付。
黒川 弘務氏(くろかわ・ひろむ)81年(昭56年)東大法卒、83年検事任官。松山地検検事正、10年法務省官房付。東京都出身、54歳(注:2011年当時)。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS2602I_W1A820C1EE2000/
http://lite-ra.com/2016/06/post-2301_2.html
実は、不起訴の方針が決まった後、現場の検事の間ではこんなセリフが飛び交ったという。
「黒川にやられた」
黒川というのは、法務省のナンバー2官僚である黒川弘務官房長のこと。官房長を5年という異例の長い期間つとめ、次期事務次官が確実といわれている人物だ。そんな人物に「やられた」というのはどういうことか。司法担当記者が解説する。
「東京地検特捜部が政界捜査に着手するときは『三長官報告』をやらなければなりません。これは、法務大臣、検事総長、東京高検検事長の3人の最高幹部に捜査の方針を報告するのですが、その前に必ず、本省(法務省)の官房長、つまり黒川さんに捜査の詳細をあげて根回しをするんです。ところが、今回、地検がURの職員の立件を決めておうかがいをたてたところ、黒川官房長から今、検察が説明しているのと同じ『権限に基づく影響力の行使がない』という理屈で突っ返されてしまった。それで、現場は、『あっせん収賄罪』に切り替えて捜査しようとしたんですが、『あっせん利得法違反で告発されているんだから、勝手に容疑を変えるのは恣意的と映る』などと、これも拒否されてしまったらしい」