【検閲】市民団体の紹介文、横浜・栄区が無断書き換え 「原発のない社会」→「再生エネ社会」【神奈川】 ID:snebxtiS

1番組の途中ですがアフィサイトへの転載は禁止です:2016/07/24(日) 09:03:43.92 ID:snebxtiS

今年三月、横浜市栄区の市民団体が区が枠を持つ地域紙に「原発のない社会を目指す」などと寄稿した文章が、区によって「再生可能エネルギー社会を目指す」などと書き換えられていたことが分かった。区は「特定の主張を排除する意図はない」とするが、市民団体は「脱原発と再生可能エネルギーの普及は全然違う。存在意義を否定された」と、経緯の説明と再発防止を求めている。 (志村彰太)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201607/images/PK2016072402100065_size0.jpg

団体は、二〇一一年十月結成の「ぶんぶんトークの会」。横浜市が運営する市民活動支援施設「ぷらっと栄」で、脱原発映画の上映会や勉強会をしている。

区などによると、トークの会は今年一月、新聞折り込みなどで配達される地域紙「タウンニュース栄区版」のサークル紹介コーナーへの掲載を区に打診された。掲載依頼書の「活動紹介等」の欄に「原発のない社会の実現」といった文章を記し、メールで送った。

その後、区から問い合わせはなかったが、三月に掲載された紙面では原発の部分が「再生可能エネルギー社会の実現」に変えられ、「『憲法カフェ』などのイベントも行いました」との記述も削除された。依頼書には「原文のまま掲載されるものではありません」といった注意書きがあり、区は、ぷらっと栄の臨時職員が上司と相談して書き換えたとしている。

栄区は昨年六月に発行した市民向けの別の冊子でトークの会の紹介文を掲載した際も、「脱原発に向けてあらゆる方法を勉強し話し合い行動する会」との記述を、「再生可能エネルギー社会を実現するための学習会」と書き換えた。メンバーの集合写真からは「再稼働やめて!!」と書いたプラカードがカットされた。

この時は、事前に職員からトークの会に連絡があった。メンバーの常石登志子さん(70)によると、職員から「受け入れられやすくするため、脱原発の言葉を書き換えては」と勧められた。「脱原発はまずいと暗に言われた気がして承諾した。ぷらっと栄との関係が壊れたら、活動しにくくなることも考えた」と話す。

今回の書き換えについて同じくメンバーの岸本正治さん(65)は「内容を変えるなら毎回相談すべきだ。趣旨を変えるなんてだまし討ちだ」と訴えている。

栄区地域振興課の早乙女誠一郎課長は昨年の書き換えについて「分かりやすく紹介するため。書き換えを勧めたのは職員の判断」と説明。今年分については「昨年の原稿とそろえて『再生可能エネルギー』とし、憲法カフェの記述は字数調整で削った。原文掲載しないとの注意書きを付けており、責任を持って仕上げる考えだった」としている。

◆明らかに検閲

<戦前戦中の言論統制に詳しい静岡県立大名誉教授、前坂俊之さんの話> 脱原発と再生可能エネルギーの普及では、意味が全く異なる。内容を大きく変えており、明らかに検閲だ。国の方針に反することを載せて、クレームが来るのを恐れたのだろうが、内容まで変えてしまう書き換えをする権限はない。

ソース

東京新聞:市民団体の紹介文、横浜・栄区が無断書き換え 「原発のない社会」→「再生エネ社会」:社会(TOKYO Web)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201607/CK2016072402000138.html


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