傷害致死容疑
56歳妹に熱湯、死なせた60歳逮捕 鳥取
56歳の妹に熱湯をかけて死なせたとして鳥取県警米子署は19日、同県米子市下安曇、無職、香田正人容疑者(60)=傷害罪で公判中=を傷害致死容疑で再逮捕した。
「湯をかけたことは間違いないが、死なせたというのは納得できない」と容疑を一部否認しているという。
逮捕容疑は4月下旬、自宅で寝ていた妹久美子さん(当時56歳)の顔に鍋で沸かした熱湯をかけ、やけどが原因の敗血症で5月4日ごろに死亡させたとしている。
香田容疑者は「しっかりしてほしかった」と話しているという。
久美子さんが死亡した直後の5月4日、同居する父親(84)が近所の住民に相談し発覚した。
久美子さんへの行為を問い詰めた母親(83)に熱湯をかけ、全治3週間のやけどをさせたとして県警は同日、香田容疑者を傷害容疑で逮捕。
久美子さんが死亡した経緯を調べていた。
県警によると、久美子さんは湯を浴びてから亡くなるまで、治療せず自宅で放置されていたという。
http://mainichi.jp/articles/20160720/k00/00m/040/052000c