参院選疲れ?首相、初の7月夏休み 8月3日にも組閣か
安倍晋三首相は16日夜、モンゴルでのアジア欧州会議(ASEM)首脳会合を終えて帰国し、翌17日から約1週間の予定で夏休みに入る。第1次政権時代を含め、首相の夏休みはこれまで8月だけで、7月にも夏休みを取るのは初めてだ。
夏休み中は、主に山梨県鳴沢村の別荘に入り、知人らと趣味のゴルフやバーベキューなどをして過ごす。8月にも、お盆に地元の山口県に帰省するなど、別に休暇を取る予定という。第1次政権時代の2007年夏には、参院選で大敗し、夏休みがわずか2日間だったのとは対照的だ。
今回の参院選で、首相は6月1日に国会が閉じると、連日、地方遊説で22都道府県約2万8千キロを回り、結果は大勝。首相周辺は「疲れを早めに癒やし、秋の国会審議や外遊に備えるようだ」。8月3日にも自民党役員人事と内閣改造を行うとみられ、「組閣の内容をじっくり考えるのでは」(首相周辺)という見方もある。
http://www.asahi.com/articles/ASJ7J3WF4J7JULFA003.html