日産が開いたスポーツ車「NISSAN GT-R」の実車展示=東京都港区(伴龍二撮影)
日産自動車は11日、高級スポーツ車「GT-R」の改良モデルを27日に発売すると発表した。出力は570馬力と現行モデルより20馬力アップしたほか、計器類パネル周りを1枚の本革で装飾するなど内外装を大幅に改良。車内にエンジンの回転数などに応じて音を流すなど「走り」の喜びを追求した。
技術者数百人から選ばれた熟練5人の「匠(たくみ)」が手で組み立てるエンジンは、排気量3・8リットルのV型6気筒でツインターボを搭載。車体は前面の開口部を広げて冷却性能を向上し、剛性を高めることで高速での安定した走りを確保している。
また、上級モデルはマフラーをステンレス製からチタン合金製に変更し、心地よい排気音を実現した。深夜や住宅地を想定し、低回転時の排気音を低減できる仕組みも採用している。
希望小売価格は996万840~1170万5040円。
ソース
http://www.sankei.com/economy/news/160711/ecn1607110024-n1.html
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