飽和脂肪酸は体に悪い、30年間の調査で裏付け 米研究
2016年07月06日 14:09 発信地:マイアミ/米国
http://www.afpbb.com/articles/-/3093033
【7月6日 AFP】バター、ラード、赤身肉などに含まれる飽和脂肪酸が、
早死リスクを上昇させることを確認したとする、30年間に及ぶ研究結果が5日、
発表された。その一方で、飽和脂肪酸をオリーブオイルなどの不飽和脂肪酸に
切り替えることで、健康上の大きな恩恵が得られる可能性があるという。
(中略) 今回の研究における重要な発見の一つは、飽和脂肪酸やトランス脂肪酸を
より多く摂取している人ほど、同量のカロリーを炭水化物から摂取している人に
比べて、死亡率が高くなることだ。
(中略) 一方で、不飽和脂肪酸の大量摂取については「同量のカロリーを
炭水化物から摂取するのに比べて、全体の死亡率を11~19%の範囲で
低下させることに関連していた」としている。