永田町の目:(2)伊藤惇夫さん「動き始めた無党派層、民進の比例票に上積みの可能性」
http://mainichi.jp/articles/20160704/mog/00m/010/002000d
>僕はこの安倍政権とは、「期待感」を維持する能力が極めて高い政
>権だと思っている。そのツールになっているのがキャッチフレーズ
>であり、スローガンです。アベノミクスはその象徴です。そのほか
>「三本の矢」であるとか「新三本の矢」であるとか。あるいは内閣
>改造の度に、目玉政策、目玉閣僚を前面に打ち出すとか。ある意味
>で言うと、国民の期待感をいまだに引っ張り続けている部分がある
>と思う。
>
>――改憲勢力で3分の2が取れるか取れないかで安倍政権のシナリ
>オもかなり変わってくるのでは。任期を延長して、もう1回参議院
>選挙がある、となれば別ですが、これが最後だとすると、もし取れ
>なかったら……。
>
>これが最後の前提で、もし取れなかった場合、ある意味、安倍政権
>は「目標喪失政権」になるわけですよ。これが最終目標なんですか
>ら、その目標をクリアするためにさまざまこれまでやってきている
>わけでしょ。6年間という時間を手に入れてね。それができないとな
>れば、極論すると、ある種、レームダック政権になってしまう可能
>性がありますよね。その意味でも安倍政権にとって非常に大きな意
>味を持った選挙だと思います。