民進党の辻元清美衆院議員は28日午後、千葉県習志野市の京成津田沼駅前で、参院選千葉選挙区(改選数3)に立候補している同党現職の小西洋之氏(44)の応援に駆けつけ、「安倍さんは株価をつり上げるため、みなさんの大事な年金の積立金を半分以上、株に投入した。アベノミクスは見せかけ上のバブルのような株価のつり上げをやってきたんです。粉飾決算なんです」と批判を展開した。
辻元氏は演説の冒頭、「小西さんのことを弟のように思っている。小西さんがなぜ大事な参院議員かというと、安倍さんに嫌われているからです」と紹介。「衆院では辻元、参院では小西。この2人がベスト5に入る『安倍首相の天敵』といわれている。小西氏に現在の偏った議会に歯止めをかける役割を担ってほしい」と説明した。
さらに「参議院でも(自民党に)3分の2取らせたら、みなさん、あきませんよね。絶対アカンわ」と力説。アベノミクスについては「あの人(安倍首相)ね、年金暮らしの人たちも働く人たちも給料が上がっているって、テレビをつけたら言っているでしょ。テレビでのあの自慢話は、あの人だけが言っていている。安倍首相は全く庶民の生活の実態が分かっていないんじゃないですか」と指摘した。
(以下ソース)
http://www.sankei.com/politics/news/160628/plt1606280036-n1.html