共産党のポスターに落書きしたネトウヨを逮捕
佐久署は1日夜、参院選に向けた政治活動用のポスターに黒色のスプレーをかけて汚したとして、公職選挙法違反(選挙の自由妨害)の疑いで、群馬県高崎市の自営業原幸男容疑者(63)を現行犯逮捕した。
逮捕容疑は、1日午後10時37分ごろ、長野県北佐久郡立科町の道路脇に掲示された参院選向けの政治活動用ポスター1枚にスプレーを噴射して損ない、選挙の自由を妨害した疑い。
共産党佐久地区委員会は2日、同町山部の町道沿いに掲示した2枚のポスターに黒色スプレーがかけられている被害を、同署員と確認した。10日投開票の参院選比例代表で同党への支持を呼び掛けるポスターなどが汚されていた。
同委員会によると、同じ場所では6月28日、同党のポスターが赤い塗料で汚されていたことが分かり、佐久署に相談。同署員が警戒中だった。佐久市内でも同様の被害があり、同署が関連を調べている。