浜岡、女川など保安規定違反=原発ケーブル敷設問題-規制委
原発などで安全設備関連のケーブルが規制基準に反して分離されていなかった問題で、
原子力規制委員会は29日、東北電力女川原発(宮城県)や東京電力福島第2原発、中部電力浜岡原発(静岡県)、
日本原燃の六ケ所再処理工場(青森県)は事業者が定めたルールである保安規定に違反すると認定した。
規制委はこのうち、女川、福島第2、浜岡の3原発について、火災などが発生した場合に安全機能を持つ複数の系統が同時に失われる可能性があったと判断した。
女川2号機と浜岡3、4号機は現在、再稼働の前提となる規制委の審査を受けている。
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016062900360&g=soc