請願書は「扇風機では限界を超えた暑さに太刀打ちできない。
学習環境を整え、学習に集中できるように」などと、熱中症予防策としてエアコン設置を求めていた。
千葉市教委の試算では、対象となる計175校の教室に必要なクーラーは2800台分で約76億円。
本会議に先立って請願を審査した12日の教育未来委員会では、
自民党議員が「環境への適応能力をつけるにはある程度、耐える能力を鍛えることも必要だ」と発言。
共産党を除く全会派が「老朽化したトイレの改修を優先すべきだ」などを理由に反対に回っていた。
(朝日新聞デジタル『千葉市、小中学校エアコン却下 議会「耐える能力必要」』より 2014/06/26 11:37)