神戸地裁、痴漢事件の男性無罪
被害女性の証言「不自然」
2016/6/20 17:04
バスの車内で隣に座る女性の太ももを触ったとして兵庫県迷惑防止条例違反の罪に問われた兵庫県の男性会社員(21)に神戸地裁は20日、「女性の証言は不自然で、信用性に疑問がある」として、無罪(求刑懲役4月)の判決を言い渡した。
判決理由で長井秀典裁判長は、女性が「男性の犯行を確かめるために寝たふりをしていた」と話す一方、当日にバス運転手らに被害申告をしなかったのは「不自然」と指摘した。
さらに女性の話は、触られた部位が変遷しているとして「偶然触れたのを痴漢と勘違いした可能性がある」と述べた。
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