安倍晋三首相は19日、東京都の舛添要一知事が辞職に追い込まれたことについて、「我々が推薦した候補者がこうした結果となり、都政に混乱をもたらし迷惑をかけたことに対して自民党総裁としておわびしたい」と陳謝した。フジテレビの報道番組で語った。
特集:舛添都知事の政治資金問題
首相は7月14日告示の都知事選については「国政レベルの党派的な戦いを都政に持ち込むべきではない。できるだけ多くの方々が信任するような方を選んでいきたい」と語り、東京五輪に向けて幅広い政党の支持を得られる候補が望ましいとの考えを示した。
一方、民進党の岡田克也代表は「きちんと選択肢をつくって都民に選んでもらうことが非常に大事だ。各党の相乗りは決して良くない」と述べた。
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