北朝鮮ミサイルの一部か、鳥取県の海岸に漂着物
2016年06月17日 21時53分
鳥取県は17日、北朝鮮が2月7日に発射した長距離弾道ミサイルの一部とみられる物体が県中部の海岸に漂着したと発表した。
危険性はないとしている。中谷防衛相は、防衛省で記者団に対し「北朝鮮のミサイルである可能性は否定できない」と述べ、近く調査チームを派遣する考えを明らかにした。
県によると、16日午後2時頃、県職員が湯梨浜ゆりはま町の砂浜を巡回中、長さ約1・8メートル、重さ約100キロの半円筒形の漂着物を見つけた。内側には配線コードのようなものが付着していた。
県警の専門部隊が調べ、安全を確認した。県によると、韓国国防省が長距離弾道ミサイルの一部として発表した物体の写真と形状などが似ているという。県は「ほかにも漂着する可能性がある。見つけたら触らず、すぐに県か警察に通報してほしい」と呼びかけている。
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http://www.asahi.com/articles/ASJ6K4VH4J6KPUUB008.html