地球に新たな月見つかる? 周回する小惑星、NASA研究所
【ワシントン共同】米航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所のチームは16日、地球の周りを回る小惑星を新たに発見したと発表した。
実際には地球に寄り添って太陽の周りを移動しているだけで、厳密には月のような地球の衛星とは言えないが、チームは「準衛星と言ってもいい」としている。
小惑星は今年4月に見つかり「2016HO3」と名付けられた。大きさははっきりしないが、40~100メートルほどと推定される。
公転する地球の進行方向の前に出たり後ろに回ったりしている。
地球との距離は、地球と月の距離の38から100倍の間で変動するが、地球に衝突する心配はないという。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2016061701001292.html