歌舞伎俳優・市川海老蔵(38)の妻でフリーアナウンサーの小林麻央(33)が進行性のがんを患い、 極秘入院していることが8日、分かった。以前はおかみさんとして夫が出演する歌舞伎座などを訪れていたが、ここ1年近く姿を見せておらず、海老蔵のブログにも今年になって一度も写真がアップされていな い。姉でフリーアナウンサーの小林麻耶(36)は「過労による体調不良」という理由で休養中だが、心労によってダウンしたとみられる。
海老蔵との間に長女の麗禾(れいか)ちゃん(4)と長男の勸玄(かんげん)くん(3)をもうけ、幸せな家庭を築いていた麻央夫人が、ひそかに病と闘っていた。複数の関係者の話を総合すると、進行性のがんを患い、現在、懸命な治療を続けている。かん口令が敷かれており、部位や進行具合など、詳細は不明だ。
2010年3月の結婚以来、梨園の妻として舞台に立つ夫を支え続けてきたが、1年近く姿を見せていない。歌舞伎関係者の間では心配する声が上がっていた。一日に何度も更新する海老蔵のブログにも、今年になって一度も麻央夫人の写真は登場していない。
仕事を休むこともなく、努めて明るく振る舞っている海老蔵だが、5月2日のブログに思いのたけをつづっていた。同日放送のフジテレビ 系「SMAP×SMAP」(月曜・後10時)に勸玄くんが出演した際にインターネット上で大きな話題になったのを受け、ブログに、こう書き込んだ。
「ありがとうございます。ありがとうございます。今マオと話してまして、本当嬉しいね、と麗禾も勸玄も元気で嬉しいねと、実は今マオが少し体調悪いんです。だから尚更嬉しいんです。私にとって、勸玄も麗禾も大切ですが、一番まおが大切です。例えるならSMAPさんのライオンハートです。今後とも温かく見守ってください。よろしくお願いします。 海老蔵とマオより」
(原文まま)
妻が体調を崩していることを告 白。SMAPの代表曲「らいおん ハート」を引き合いに出し、改めて妻がかけがえのない存在であることを明かした。がんの発症以来、寄り添ってきた麻央夫人への思いがあふれ出たようだ。1日のブログでは千葉・成田山新勝寺で出家の儀式である「得度」を受けたことも報告。「心身ともに私自身変化したいという強い気持ちから」と説明した。これも麻央夫人の闘病が関係しているとみられる。
必死の看病を続けていた姉の麻耶は、5月19日のフジテレビ系「バ イキング」(月~金曜・前11時55分)の生放送中に体調を崩し、都内の病院に救急車で搬送された。所属事務所は1日に報道各社にファクスを送付。「過労による体調不良が回復しないため、当分の間全ての仕事を休ませていただく事になりました」と報告した。テレビとラジオ合わせて5本のレギュラー番組を持つ売れっ子だが、全ての出演を取りや めた。復帰のめどは明らかになっていないが、スポーツ報知の取材にテレビ局関係者は「8月いっぱいは休むことになりそうです」と少なくとも3か月は休養することを明かした。心労に心労が重なり、ついにダウンしたとみられる。
家族のサポートを受け、大きな病に立ち向かっている麻央夫人。一日も早い回復が待たれる。
http://www.hochi.co.jp/entertainment/20160609-OHT1T50054.html