子どもの性被害防止条例案、長野県議会に提出へ
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長野県の阿部守一知事は１日の臨時記者会見で、１８歳未満の子どもとの性行為を禁止する「県子どもを性被害から守るための条例（仮称）」案を、１６日開会の県議会に提出すると発表した。
長野県はこれまで全国４７都道府県で唯一、子どもとの性行為への罰則を盛り込んだ条例がなかった。
長野県では長年、子どもを性被害から守るため、地域や学校の大人たちが繁華街を見回るなどの「県民運動」を続けており、処罰規定のある条例の制定への抵抗感が根強かったという。
しかし、県内市町村で唯一、淫行の処罰規定を盛り込む条例を制定していた東御（とうみ）市で２０１２年、県内の中学と高校の教師が同条例違反で逮捕されたことを機に、条例制定の是非が検討されていた。
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