甘利前大臣 国会サボって政治資金パーティーの“厚顔無恥”
甘利明前経済再生担当相(66)の“口利きワイロ”疑惑で、東京地検特捜部があっせん利得処罰法違反などの疑いで告発されていた甘利氏本人から任意聴取していたことが分かった。
甘利氏は事実を否定し、特捜部は近く、甘利氏と元秘書を不起訴処分にするとみられる。
野党の追及に対し、「体調次第だが、早期に説明の機会をつくり、説明責任を果たしたい」と、あくまで“体調不良”をアピールしている甘利氏。
その裏で、高額会費の「朝食会」を開催し、シレッと政治資金集めにいそしんでいた。
甘利氏が26日早朝に、東京・千代田区のホテルニューオータニで開催した政治資金パーティーは、「再考・世界経済セミナー」と銘打った朝食会だった。
参加したメディア関係者はこう言う。
「会合は朝7時30分受け付け開始で、8時30分スタート。終了時間は9時30分だった。会費は2万円でした。
体調不良だったのかは知らないが、甘利さん本人は欠席で、代わりに関係者が登壇し、スピーチを行っていました。
本人が不在だったためか、出席者は300人程度。ところが、パー券だけ買って欠席した人が、600~700人はいるとみられています」
出席者約300人に供された“朝食”は、簡単な弁当とお茶程度だったという。さる野党議員は、
「2万円の会費なら、場所代、飲食代を差し引いても、700万~800万円は“利益”が出た可能性がある」とみる。
甘利氏はダブル選挙の可能性を見据え、「神奈川県内の印刷会社に選挙用の印刷物を大量に発注していた」(政界関係者)という。
3~4月には“謝罪文”を支援者に送付し、秘書に対し地元支援者に支援を呼びかけるよう指示を出していたともいわれている。
選挙や自身の政治活動のために資金集めとは、なめた話。“口利きワイロ”疑惑の説明責任を果たすのが先だろう。
http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/182491/1