姫路駅構内で人身事故 1本運休、41本遅れ
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31日午後0時25分ごろ、兵庫県姫路市のJR山陽新幹線姫路駅構内で、新大阪発熊本行き「さくら555号」(8両編成)に人がはねられて死亡した。
JR西日本によると、乗客乗員計約400人にけがはなかった。新大阪−博多間の上下線が午後2時ごろまで運転を見合わせ、当該列車1本が運休、41本が最大約2時間遅れ、約2万4000人に影響した。
県警姫路署によると、新幹線が通過する直前、白っぽいシャツ姿の男性らしき人がホームから線路に下りてしゃがみ込む姿が目撃されていた。同署は自殺した可能性があるとみている。
JR西日本によると、同駅では通常、時速300キロ近い速さで新幹線が通過しており、さくら555号も同程度の速度が出ていた。事故の衝撃で先頭車両の先端部分のカバーを破損し、岡山駅まで徐行運転したあと、運休した。乗客は後発の新幹線に乗り換えたという。【山縣章子、原田啓之】
http://mainichi.jp/articles/20160601/k00/00m/040/049000c