たばこ臭い先生…イヤ 対策へ「控える心構えも」
横浜市会常任委員会が３０日開かれ、教職員の喫煙に関し質疑応答があった。
岡田優子教育長は「子どもが刺激臭として感じてしまうのであれば、いささか問題だ」と述べ、たばこの臭いへの対策を検討する考えを示した。
加納重雄氏（公明党）の質問に答えた。
加納氏は、市が昨年１２月からことし２月にかけて、市内の小学５年生と中学２年生を対象に実施した
「薬物・たばこ・酒」に関する意識調査で、約９割が「たばこの煙でいやな思いをしたことがある」と回答していることを踏まえ、
「臭いに関する相談も寄せられている。煙と比べ、臭いに関しては対応が遅れているのではないか」と指摘した。
岡田教育長は「私もたばこの臭いは嫌い。少なくとも子どもに向き合う時には控える心構えぐらいはないといけない」との考えを示した上で、
「どうすれば臭いが消せるのか。検討したい」と述べた。
また加納氏は、市教育委員会側が説明した「教職員１０・６％、市教委事務局職員１２・４％」とした喫煙率について、
「健康診断などでのアンケート結果を集計したもので、人間ドックなどを受けている約３０％の教職員データが反映されていない」と指摘。
より正確なデータ集計を求めた。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160531-00009536-kana-l14