69歳学校医が男子児童42人の下腹部触る 内科検診「少し触った…」千葉・船橋
千葉県船橋市教育委員会は30日、市内の学校医の男性医師(69)が26日に小学校で行われた内科検診で、5年生の男子児童42人の下腹部を触る不適切な行為があったと発表した。
発表によると、26日午後1時から2時10分にこの医師が検診したところ、児童がざわついたため、不審に思った教諭が検診終了後に調査したところ、男子児童63人中42人が「ズボンの上から下腹部を触られた」と訴えた。
学校が医師に電話して確認したところ、医師は「少し触った。申し訳ない」と謝罪したという。女子児童の検診も同じ医師によって行われたが、被害報告はなかった。
学校は27日、保護者に文書で報告した。医師は11年前から同じ小学校で検診を行っているが、同様の被害報告はこれまで1件もなかった。市教委は「医師は市内で診療所を開いている。市医師会から推薦を受け、信頼して学校医を委嘱していた。学校医を交代させるとともに、医師から直接事情を聴いて厳正に対処する」としている。
http://www.sankei.com/affairs/news/160530/afr1605300033-n1.html