29日午後2時35分ごろ、大阪府河内長野市滝畑の滝畑ダムで、「車がダムに落ちた」と付近の住民から119番があった。市消防本部や大阪府警によると、20~60代の男性6人が乗ったワンボックス車が、ダム西側の府道を走行中に道路脇のフェンス(高さ約1メートル)を突き破り、約10メートル下のダム湖に転落。病院に搬送されたが、50代~60代の5人が心肺停止の状態で病院に運ばれたが、まもなく死亡が確認された。また20代の1人が意識不明の重体。
府警によると、ワンボックス車に乗っていた6人は大阪市内の建設会社の社員。この日朝から現場の南に数キロ離れたキャンプ場で社員や家族ら約20人でバーベキューをし、車で帰る途中だったという。
府警は6人の身元確認を急ぐとともに、ハンドル操作を誤った可能性があるとみて、詳しい事故原因を調べている。
現場は、南海電鉄高野線の河内長野駅から南に約8キロの滝畑ダムにかかる「夕月橋」の近く。転落したワンボックス車からは5人が水中に投げ出されたほか、1人が車内に一時閉じ込められた。
滝畑ダムは昭和57年に完成。ダム上流のキャンプ場周辺ではバーベキューや渓流釣りなどの施設があり、観光客も多い。
ソース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160529-00000541-san-soci