「保守迎合」「美しい」…神宮訪問の海外反応
安倍首相が各国首脳と伊勢神宮を訪問したことについて、海外メディアは様々な見方を示した。
AFP通信は「安倍首相は熱烈な神道の崇拝者」であり、「日本人の精神性を理解してもらうために選んだ」などと解説。
そのうえで、「神道は日本のナショナリズムと密接に結びつくもので、世界の指導者が訪問するにはふさわしくないとの指摘もある」との見方を伝えた。
英BBCは「『安倍首相は伝統的な価値観の復活を望む保守派に迎合している』と言う批評家もおり、伊勢神宮訪問が議論を呼んでいる」と報じた。
サミットを取材する海外メディアの中には、今回の訪問を好意的にとらえる声もある。
米通信社「ユナイテッド・ワールド」の経済アナリスト、ジェームズ・キナーズリーさん(27)は「神道は日本の美しい文化の一つ。
海外の首脳がバチカンを訪問するのと同じで、伊勢神宮の訪問は別に不適切だとは思わない」と話した。
http://www.yomiuri.co.jp/world/20160527-OYT1T50021.html