弁当用冷凍食品が進化中 「チン」からそのまま「ポン」
子どもや自分の弁当作りで手軽に一品増やせる冷凍食品。弁当用では近年、レンジで「チン」から、そのまま「ポン」とできる商品に人気が集まっています。
大阪市内にある大手スーパーの冷凍食品売り場。
小分け入りで弁当用に使える商品が約70種類並ぶ。
その約半数が、電子レンジで温めないでも弁当にそのまま入れられる「自然解凍」対応の商品だ。売り場担当者は「この2~3年で、自然解凍の商品数は2倍に増えた」と驚く。
人気はその手軽さと調理時間の短さにある。自然解凍品は、室温約20度で2~3時間置いておくと食べられる状態になる商品が多い。
味の素冷凍食品はホームページで、電子レンジで温めて冷ます手順がいらないため「弁当作りの時間を約25分短縮できる」と説明する。
最初は冷たい状態なので、保冷剤代わりに弁当を冷やす役割も期待でき、夏場でも重宝しそうだ。
(略)
http://www.asahi.com/articles/ASJ563VDVJ56PLFA001.html