小中学生ら237人が食中毒症状、1人入院 福井・若狭
福井県若狭町教育委員会は23日、小中学校8校の児童と生徒、教員ら計237人が21日以降、下痢や嘔吐(おうと)、発熱などの食中毒症状を訴えていると発表した。
町教委は、給食が原因の集団食中毒の可能性が高いとみている。
町教委によると、12小中学校のうち小学校6校と中学校2校の計8校で、21日夜から22日にかけて症状を訴えた。
児童1人が入院し、少なくとも数十人が医療機関を受診した。いずれも命に別条はないという。
8校の給食は町内の給食センターで調理されていることから、町教委は20日までに提供された給食が原因とみている。
8校は23日、休校や午前中のみの授業、弁当持参の対応をした。町教委は「原因究明と再発防止に全力を尽くしたい」としている。
http://www.asahi.com/articles/ASJ5R2SDMJ5RPGJB001.html