カナダの自動運転車研究センター(CAVCOE)が、「自動運転は、ドライバーがセックスに興ずる可能性が高くなり危険である」と見解を示したことが、ネットで話題になっている。
英国紙『Daily Mail』(5月2日付)が報じたところによると、自動運転車が実用化される前に対処すべき問題はさまざまあるが、そのひとつとしてCAVCOEが「カーセックス増加による危険性」を指摘。同センターのバリー・カーク氏が「自動運転が導入されれば、車内でのセックスが大幅に増加する」と予測したという。また同記事は続けて、カナダの記者が入手したカナダの運輸大臣への報告書のなかに「ドライバーは運転の自動化によって、その性能を過大評価する傾向がある。自動運転のスイッチを入れたとき、その注意は道路から自然と離れるだろう」という記述があることを紹介。これらをあわせて記事では、自動運転車の中で運転以外の行為が容易になされるだろうことを匂わせている。
なお、CBC(カナダ放送協会)によると、カナダ運輸省はドライバーが運転しないときの状況に対応できる何らかの規制を進めているとのこと。さらに、車に「ブラックボックス」(航空機の装置で、航行中のデータが記録される)のようなレコーダーを搭載することも検討中だという。
http://news.ameba.jp/20160522-257/